目次
話力検定とは
日本話し方協会では、学生や社会人の人材価値を高めることを目的とし、話し方の幅広い知識や技能を伝える活動をしております。 就職活動や面接対策、会議でのプレゼンテーションなど、人は話すことは避けて通れません。話す力を学ぶことによって、自分の価値を高め、話し方の幅広い知識を身につけることが出来ます。また、その技能が身についたかどうかを測る基準として「話力検定」を実施しており、これまでのべ1600人以上が受験をしています。
各級について
各級テキスト学習の効果
3級:基本的話力と自己紹介の習得
3級は話力検定の中では基礎にあたります。
コミュニケーションの窓口である挨拶と実技試験の挨拶代わりの自己紹介が習得できるようになっています。
人との関りの中でよく耳にするけど、分かりずらい「空気を読む」「場の雰囲気」を具体的に言葉にして説明しています。
3級の項目を学ぶことで緊張や不安なく他者と意思疎通を図れるようになっています。
就職試験などの面接の対応に関する項目は3級の内容に収められています。
*使用している漢字などから10歳以上としていますが、受検には年齢は関係ありません。
2級:話力をビジネスなど社会活動に活用
2級は、話力の基本にあたります。
社会活動の中でも特に仕事をする上で必要なスキルで伝達、傾聴を中心に具体的な方法を学びます。
基本の軸を学ぶことで、日常のあらゆる場面にも対応できるようになります。
できるだけ少しの知識や学びで、あなたの話力に劇的な変化が生まれるようにまとめてあるのが特徴です。
<話力検定2級の取得で目指せるお仕事>
プレゼンター・営業・販売員・受付・アルバイトから経営者まで社会人全般
1級:専門職へのステップアップ
1級は話力の応用にあたり、話力を味方にして本格的に稼ぐための単元です。
話力のプロとなり人に伝えていくために必要な専門的内容になっています。様々な業種に対応するためあらゆる角度から話力を一つの学問として学び深められるように細かく内容を掘り下げることで、話力に精通した専門家の養成を目指しています。
実技試験のセミナーでは、話力検定の内容をきちんと理解し他の受検者に伝えることができるかを確認します。
1級だけの受検も可能ですが、3級、2級、1級と段階を踏んで受検されることを協会ではおすすめしています。
<話力検定1級の取得で目指せるお仕事>
アナウンサー・リポーター・ナレーター・ラジオパーソナリティ・司会業・お笑い芸人・政治家・ファシリテーター・プレゼンタートレーナー・スピーチコンサルタント・スピーチライティング・ライター・講師
受検方法について
筆記試験は全国の受験会場、日本話し方協会認定校、オンライン会場にて受検できます。
オンライン会場はZOOMを使用します。注意点などは受検要綱をご覧ください。
実技試験について
筆記テストで取得できる日本語や話力の資格もありますが、当協会では誰でもが身に着けられる話力ということで、手段や方法を選ばずに『伝える』ということを大切に考えています。そのため、実施や採点が困難になることを覚悟で二次試験に実技試験を採用しています。審査員も様々な状況で『受け取る』ことができるかを判定しています。
実技試験は、以下の審査員で伝わるかどうかを評価しています。
①話力の専門家
②一般審査員
③視覚情報なし音のみ
④聴覚情報なしの映像のみ
合格基準
筆記試験(1級、2級、3級共) 80点以上が合格
実技試験 3級 評価基準を満たしているかどうか
2級、1級 80点以上が合格
これまでの受検者の合格率と男女比
受検要項
各級の受検内容と受検料について
3級:基本的話力の習得
筆記試験:40分
実技:自己紹介(3分)
受検料:4,500円(税込)
2級:話力の活用ができる
筆記試験:40分
実技:プレゼンテーション(5分)
受検料:7,700円(税込)
1級:専門職へのステップアップ
筆記試験:40分
実技:各専門分野特技(7分)
受検料:13,200円(税込)
*併願受検可能です。
*何級からでも受検可能です。
*筆記試験合格者のみ実技試験が受検できます。
*筆記試験+実技試験の両方を合格して合格となります。
*筆記試験の合格免除期間は2年間です。
オンライン会場注意点について
ZOOMの使用方法などはこちらからお伝えいたしません。受検者の責任において会場への入室をお願いします。
通信が途切れた場合の再入室は不可です。通信環境の整った場所で受験されてください。
入室中は頭から手元までが映るようにカメラを調整してください。万が一、画面から手や頭が見えなくなった場合はその時点で受検中止となります。
入室中は指示のあった場合のみマイクをオンにしてください。その他は必ずマイクはオフにしてください。
合理的配慮
筆記は代読、代筆も可能(ただし、既定の書式にて事前申請が必要)
実技は話すだけでなく、プレゼンテーション、筆談、手話・・など、必要に応じた対応を行います。
ただし、合理的配慮が必要な方は受験申込時に申請が必要です。
また手話の場合は、話力検定の趣旨が誰にでも伝たわることにありますので、文字なども活用し手話が理解できない人にも伝わる工夫をお願いいたします。
受検者の声
話力検定では、発声のしくみから会話の組み立てまでを学ぶことができ、人に教えられる知識となりました。
試験では言葉にすることが思っていた以上に難しかったです。
将来的には講師業もしてみたいと思っています。
よくあるご質問
受検資格はありますか?
問題の漢字が読める年齢であれば、どなたでも受験できます。
何級がありますか?
1級、2級、3級があります。
各級のレベルを教えてください。
受検要項のページをご参照ください。
筆記試験は何分間ですか?
40分です。
実技試験には途中で休憩時間はありますか?
休憩時間はございません。
会場での実技試験は年に何回ありますか?
年2回実施いたします。
受検しなかった検定料の返金や次回繰り越しはできますか?
申し込み後の検定料の返金や繰り越し、振り替えはできません。
天災で試験当日に電車・バス等の公共交通機関が遅延・運休した場合はどうしたらよいですか?
日本話し方協会(TEL:092-986-5108)までご連絡ください。状況確認し、ご対応をさせていただきます。
途中退出はできますか?
終了時間20分前には退出できます。
合否はどのように発表されますか?
会場受検の方は当ホームページにて掲載いたします。
受検当日の準備物について教えてください。
受検票※必須
身分証明書(運転免許証、パスポート、社員証など)
受検当日の服装について教えてください。
特に指定はございません。